概要と理念

京都府女性薬剤師会は、薬剤師としての生涯研修・相互連携・地域貢献を基本理念とし京都府に認知された任意団体です。

ご挨拶

堀野 明子 写真

京都府女性薬剤師会 会長

堀野 明子

薬剤師の取り巻く環境は急速な超高齢化社会の到来による在宅医療のニーズの高まりや医療的ケア児ための小児在宅医療への参入、AYA世代の癌患者及び家族へのサポートなどにより、地域包括ケアシステム構築へ向けた取り組みの中、薬剤師に期待される職能も、調剤や薬物の管理を中心とした対物業務から患者中心の対人業務へと移行しています。

一方、OTC医薬品販売(要指導薬を除く)の1/2ルールが撤廃され、薬剤師や販売登録者のいないコンビニエンスストアなどの店舗でも、薬剤師とインターネット上でやり取りをすれば、OTC医薬品(要指導薬を除く)を購入できるようにする方針を厚生労働省は年内にもまとめる方向で、時代はさらに大きく変化しようとしております。

これからの薬剤師は、薬剤管理や指導だけでなく、患者や家族の相談窓口として、薬薬連携・多職種連携が必要となり、より高い専門性とコミュニケーション能力がより一層要求されます。

当会は「府民公開講座」や「おくすり相談会」を通して、京都府を中心とした地域社会の皆さんの健康サポートを行っております。

また、当会は日本女性薬剤師会の生涯通信教育のシステムを取り入れています。認定薬剤師認証研修部門を構築して、生涯通信教育講座に励む「認定薬剤師研修制度」のG16(CPC認証プロバイダー)の窓口になって、薬剤師の先生方の知識習得と実技習得のサポートも行っております。

「かかりつけ薬剤師」として職能が求められるようになり、認定薬剤師の収得に励む薬剤師は年々増えております。薬剤師としてのスキルアップのために、自己研鑽に奮って活用していただきますようお願い申し上げます。

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